岡山県岡山市北区に鎮座する、吉備津彦神社。岡山駅から車で西へ20分ほどの場所に位置しています。
御祭神は、大吉備津日子命(おおきびつひこのみこと)。神社名からもお察しの通り、あの「桃太郎」のモデルになったといわれる神様。
今回の記事ではこちらを中心に紹介します:
- 吉備津彦神社の社殿下に眠る「謎の地下通路」
- 別名【朝日の宮】に隠された秘密
実際に現地を歩いて感じた雰囲気や、見学の所要時間なども詳しくお伝えしていきますね。
※すぐ近くに名前の似た「吉備津神社」がありますが、別の神社ですので、行かれる際はどうぞご注意ください。
吉備津彦神社への行き方や住所など
●吉備津彦神社への行き方
(電車)
JR岡山駅からJR桃太郎線 備前一宮駅下車 徒歩3分
(車)
■山陽自動車道、吉備SA内・スマートIC(※ETC限定/利用可能時間6:00~22:00)から総社方面へ約3.5㎞。
県道61号線~国道180号を右折、吉備津彦神社前交差点を左折。
■山陽自動車道 岡山ICから国道53号線を岡山市街方面へ約2㎞、津島京町の交差点を右折、180号線を総社方面へ3.5㎞、吉備津彦神社前交差点を左折。
■岡山自動車道 総社ICから国道180号線を岡山市街方面へ約8㎞、吉備津彦神社前交差点を右折。
| 吉備津彦神社の詳細 | |
|---|---|
| 住所 | 岡山県岡山市北区一宮1043 |
| 拝観料 | 境内無料 |
| 定休日 | 無休 |
| 営業時間 | (境内および駐車場)6:00~18:00 |
| 授与所受付時間 | (お札・お守り・御朱印など)8:00~17:00 |
| 祈祷受付 | 9:00~16:00 |
| 駐車場 | 約100台(無料) |
| 電話番号 | 086-284-0031 |
| ホームページ | 吉備津彦神社 公式HP |
吉備津彦神社を全て見終える所要時間はどれくらい?

本殿や御朱印のみが目的てあれば、所要時間はおよそ15分~20分ほど。しっかり見ても、40分〜50分ほどです。
駐車場(第一・第二)は広く、境内とほぼ隣接しているので移動はしやすいです。
吉備津彦神社を見学してみた感想(レビュー)
吉備津彦神社を実際に巡ってみた感想から、見所、気になった所を書いてみたいと思います。
吉備津彦神社を見学したルート

(出典∶吉備津彦神社 境内ガイド)
今回、巡ったルートは下記の通り。
第一駐車場
↓
一の鳥居 (一番下の鳥居)
↓
随神門(数字の⑲)
↓
拝殿 (数字の④)
↓
受付・授与所
↓
渡殿と祭文殿との間にある地下通路をくぐる(数字の②と③の間)
↓
再び拝殿前に
と、このように今回はガッツリとは巡っていません。少し物足りない記事内容になっているかもしれません。ご了承下さい。
一の鳥居と珍しい備前焼の狛犬

吉備津彦神社の一の鳥居。
一の鳥居を撮影したい場合、車で来た人だと、一旦社殿とは逆を向いて移動します。

吉備津彦神社の狛犬。
吉備津彦神社の狛犬は、地元の名産である備前焼で作られています。遠目でも分かる、備前焼ならではの、力強い窯変の赤褐色が際立っています。

鳥居をくぐると、そこには松並木の美しい参道が真っ直ぐに伸びています。
約50メートル続くこの道の両脇には池が広がり、それぞれに小さな島が浮かんでいました。左の島には亀島神社、右の島には靏島神社の社が静かに鎮座しています。
この神社を訪れて私が一番心惹かれたのが、実はこの参道を歩いている時間でした。
ここだけ周囲とは違う澄んだ空気が流れているようで、一歩進むごとに心がすーっと浄化されていく……。そんな不思議な心地よさを感じました。
随神門

参道と神殿との間に建つ随神門。この門をくぐるといよいよ神域となります。

随神門は1697年頃、岡山藩主池田綱政によって再建されたようです。

拝殿を背にして随神門の中を望む。
拝殿と日本一の大きな燈籠

随神門をくぐり、目の前の石段を見上げると、その上に拝殿が佇んでいます。歴史を感じさせる建物と、静かな境内の空気に、背筋がすっと伸びるような感覚を覚えます。

拝殿前にある大きな燈籠。写真では一基しか写っていませんが、燈籠は拝殿の両脇にあります。
公式によると
高さ11.5m、笠石8畳の日本一大きな燈籠です。文政13年(1830年)から安政4年(1857年)の27年にも渡り寄付がよせられ、安政6年(1859年)に天下泰平を祈願して建立されたものです。6段づくりの石段には1670余名の奉納者名が刻まれています
引用先ー吉備津彦神社 境内ガイド
※ただし、燈籠の定義や材質、構造によっては、他にも「日本一」を冠するものが存在しますので注意が必要です。
社殿下の謎の通路

上空から見た吉備津彦神社です。
右から拝殿、祭文殿、渡殿、本殿が一直線に並んでいます。
本来、拝殿と本殿が並んでいる神社が一般的だと思うのですが、こちらは祭文殿と渡殿が間に入り、本殿まで距離があります。

社殿を沿うように回り込むと、渡殿と祭文殿との間に地下通路のような物が姿を表します。

しかし、何故こんな所に通路があるのだろう?
普通に考えると、社殿の向こう側へ行こうと思ったとき、大きく回るのが大変だから通路を設けた? と、安直な答しか出ない私。
結局その答はわかりません⋯。
中へ入ることができるようなので、通ってみることにしました。距離にするとおよそ10m、通路内は少しひんやりしているように感じました。
私が通った時は、ただの通路でしたが、何かしらの行事があるときは、祭壇が設けられる事もあるようです。
つまりその祭壇から本殿に向かって御祈りをすることが出来る形です。本殿から一番近い場所なので、もしかすると拝殿よりもパワーをいただけるかもしれませんね。
ちなみに通路を通り抜けると、不思議と身体が少し軽くなったように感じました。
別名【朝の宮】と言われる吉備津彦神社

上空から吉備津彦神社を俯瞰してみると、本殿が東(正確にはやや東寄り)を向いて建てられているのが分かります。
一般的に神社は南向きに建てられることが多いのですが、なぜ吉備津彦神社は東を向いているのでしょうか。その答えは、この神社の別名朝日の宮に隠されています。
朝日の宮の由来
夏至(太陽の力が最も強い日)の日出には太陽が正面鳥居の真正面から昇り神殿の御鏡に入ることから「朝日の宮」とも称されてきました。この事は古代太陽信仰の原点、太陽を神と仰ぎ日本民族と人類の豊穣発展と幸運を祈る神社として吉備津彦神社が創建されたことを象徴しています。
引用先ー吉備津彦神社 公式
夏至の朝、地平線から顔を出した太陽は、鳥居を抜けて参道を一気に駆け抜けます。そして社殿全体を陽光に包み込み、奥に鎮座する御鏡を力強く照らし出すのです。
このように吉備津彦神社は、一年で最も強い太陽のエネルギーを受けられるよう、計算して設計されているようです。
だとすると、これは想像なのですが、夏至の日にパワーを受けた吉備津彦神社の社殿で、先程紹介した地下通路においてお祈りができるとしたら、物凄いご利益が受けられるのではないのか? と邪な考えを抱くのは私だけでしょうか? ともあれ、当日に地下通路にはいれるかどうかは分かりませんが⋯。
さらに奥深い謎が吉備津彦神社にはあります。最も詳しく知りたい方はこちらの記事がおすすめです↓
神秘と感動の絶景を探し歩いて
吉備津彦神社の御朱印と料金

御朱印は拝殿の斜め向かいにある受付・授与所でいただけます。
・初穂料∶500円
・受付時間: 9:00〜16:00頃
終わりに

時間の制約のもと駆け足の参拝となり、結果、かいつまんだ内容となってしまいました。
本当をいうと境内にある温羅神社や天満宮や子安神社、裏山になる御神山などもゆっくり見学したかったです。
特に温羅神社。吉備津彦命(桃太郎のモデル)と戦った温羅(うら)は鬼とされていますが、吉備の国に様々な文化をもたらした人物だとされています。
また次に行く機会があれば、しっかりと見学したいですね。


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