タクシー運転手の定年は何才まで?そして何才まで働ける?現役ドライバーが分かりやすく解説!

タクシーネタ

定年ということで数カ月、今の会社を退職する。
退職後は、悠々自適といきたいところだが、実際のところ、今後の生活のことを考えると蓄えが心もとない。

色んな人の話を聞くと、老後に必要な貯蓄は2000万円ほどいるとか言っていた。思わずひっくり返りそうになる金額だが、まあ······それが現実なんだろう。

本当は退職後、少しぐらいはゆっくりしたい気持ちはあったが、しかし、動けるときに少しでも働いたほうがいいと思いなおす。

退職後、すぐに次の仕事が出来るようにと色々と探しているが、これといってなかなか見つからない。

いや、全く無いわけではない。
少し気になっている仕事はある。

それは
タクシー運転手

なぜ気になったのかというと、自分の先輩で何人かの人がタクシー運転手になっているからだ。

さらに、タクシー業界は定年退職後の受け皿ともどこかで聞いたことがある。それだけ、タクシー運転手というものは就職しやすい職業なのだろう。

もしそうだとしたらこの年齢だ、働かせてくれるならとてもありがたい。

しかし、タクシー運転手はお年寄りが運転しているイメージがあるが、実際のところ定年はないのだろうか?

老後のことを考えたら、できるだけ長く働きたいものなのだが······。

と、このように退職前(もしくは後)に、老後の心配から引き続き職を探される方が多くいらっしゃいます。

そして、その中にはタクシー運転手を選ばれる方がおられます。実際、私の周りにもそのような方が沢山おられます。

そこで今回は

・タクシー運転手の定年はいつなのか?

・タクシー運転手は何才まで働けるか?

タクシー業界で20年以上働く筆者【さくや】が、それについてお答えしてみたいと思います。

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タクシー運転手の定年はいつ?

タクシー運転手の定年はズバリ!

60才または65才です!!

タクシー運転手の定年は、タクシー会社や地域によって異なります。

例えば
・A社では60才が定年
・B社では65才が定年
と、このように異なります。

しかし最近は、60才までというところが増えてきているように思います。

その理由としては、昨今の高齢ドライバーよる事故が背景にあります。

そうなると、冒頭に書いたような人で定年に引っ掛かれば、タクシー運転手にはなれないのか?
となりますよね。

今の会社を定年退職し、次の仕事としてタクシー運転手にはなれないのか?

その答えは
正社員にはなれない

だけど······
嘱託社員ならタクシー運転手になれる可能性はあります。
簡単にいえばアルバイトですね。

ですので、一般企業で定年退職した方が、もし就職しようとしているタクシー会社の定年を超えている場合は、正社員にはなれない。

だけど嘱託社員なれる可能性はあるということです。

とはいえ、数あるタクシー会社の中で、正社員は65才までOKというところもまだまだ沢山ありますので、もし正社員になりたい方でもチャンスはあります。

正社員と嘱託社員との大きな違いとは?

正社員と嘱託社員との大きな違いな下記のとおりです。

二種免許の取得費用は会社が負担してくれるかどうか
正社員(60才以下もしくは65才以下)として就職した場合、基本タクシー免許(二種免許)の費用は会社が負担してくれます。

しかし、嘱託(60才以上もしくは65才以上)の場合は【自己負担】となります。
(※会社の規定があるので要確認!)

この辺りについては、こちらにも書いていますので参考にしてみてください↓
60才の親父が定年退職後に選んだ転職先がタクシードライバーだった件

社会保険が加入できるかどうか
すでにご存知だと思いますが、正社員の場合、社会保険や厚生年金などは加入できますが、嘱託社員は加入することができません。

タクシー運転手は何歳まで働けるのか?

結論をいうと

自分が限界だと感じるまで!

もしくは、会社や医師からストップがかかったり、家族や周りから止められるまでです。

まさに生涯現役!

だからこそ、タクシー運転手は人気があるんですね!

うちの会社には80才以上のタクシー運転手がいます。しかも、バリバリ仕事をしています(笑)

ところが······

最近ではタクシー運転手として働ける年齢が、各社で下がりはじめている!?

上記にも触れましたが、昨今、度重なる高齢ドライバーの交通事故が増加し、年齢制限をもうけるタクシー会社が増えてきています。

例えば、上記では生涯現役と書きましたが、先日私の会社で75才以上の運転手がクビになりました

他社でも、75才までと改めたところもあります。

タクシーはお客様の命を預かる職業ですから、今後生涯現役というのは無くなっていくかもしれません。

とはいえ、タクシー運転手の数が最近では著しく減少しているので、一気に年齢制限を下げることはないとも思ってます。

ですので、一般企業から定年退職し、その後タクシー運転手になれるかどうかというと
まだまだ可能性はある
ということです。

最後に

タクシー運転手にも定年があるものの、その後、嘱託社員という形で仕事をし続けすることは可能です。

定年で一般の会社を退社後、タクシー運転手になられる人は沢山おられます。

そもそもなぜ多くの方は、第2の人生としてタクシーという職業を選ぶのでしょうか?

それは
・就職しやすい
・のんびり仕事ができる
・アルバイト感覚なのに結構いいお給料がもらえる

からだと思います。

充実な毎日を過ごし、そしてそこそこお金がもらえるタクシー運転手!
第2の人生としては、まさにうってつけの職業ではないでしょうか。

ちょっと興味がわいてきたと言う方は、こちらの記事も必見です↓
タクシー運転手になるにはどうすれいい?初めての人でも分かるニ種免許の取り方!

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