うちには3年生になる男の子がいます。
健康上いたって元気な子供なのですが、ただ1つだけ気になる点があります。
それは······。
夜、トイレに行かない!
と言うことです。
トイレに行かないというのはちょっとちがうかな?
具体的に言うと、寝ているときに、オシッコがもよおしてきても起きないと言うのが正しいです。
オシッコをもよおしていることに意識がないんです!
まぁ、世間でいうところの【おねしょ】なんですけど······。ですので、毎日おしめを着けて寝ています。
世間様のお子さんは、3年生にもなると寝ているときでも、おしっこが行きたくなると一人で起きて用をすませるのが普通です(と、この時までは思っていた)。
なのにうちの子は出来ない······。次第に焦りも出はじめ、結局、手の打ちようがないから子供に当たってしまうんですね。
『いつまでおしめを着けるん?』
『おしめ着けて恥ずかしくない?』
『なんで夜起きひんの?』
『実は起きてるけど夜トイレに行くのが怖いから?』
など、子供に言ってはいけないことを、思わず口にしてしまいます。
とはいえ、子供からしてみれば原因が分からないらしく
『何でかわからない』
という返事しかありません。
もしかすると、目は覚ましているけど暗くてトイレに行くのが嫌という可能性も有るかもしれません。
どちらにしても、自分自身に自覚がない以上、やはりどうすることも出来ませんよね。
『仕方がないなぁ、もう少し様子を見るか······』と多少は割り切ることに。
と言いたいところですが、実はそうも言ってられない事情がありました。
そう、2年後に控える林間学習(学校)。つまりお泊まり。が迫っているということ。
キャンプ場にいって、自然とのふれあったり、キャンプファイヤーなどをするあの一大イベント。
その林間学習の日までに、何とかおねしょを治さなければ、きっとこの子は恥をかく。そう思いながらも、日を追うごとにその焦りは徐々に増していきました。
林間学習までの2年間、果たしてうちの息子のおねしょはそれまでに克服することが出来たのか? 今回はそれについて書いてみたいと思います。
3年生になる息子は林間学習が始まる時までに、おねしょを治すことが出来たのか?
結論から言いますと
3年生の終わりくらいに、夜一人で起きてトイレに行くようになりました。
何とか林間学習には間に合いました。ほっとしました。
実はおねしょが治る、切っ掛があったのですが、その事について書いてみたいと思います。
3年生にもなって【おねしょ】っておかしくないですか?
私自身(筆者)おねしょが終わったのは幼稚園か1年生くらいだったように思います。嫁さんはもう少しはやかったようです。
そう思うとやはり3年生になってもおねしょが治らない息子はちょっとおかしいのでは? と、日を追うごとにその思いは募っていきました。
何かいい方法がないもかと思い、ネットで調べてみると夜尿症という症状を見つけました。
それによると
夜尿症(やにょうしょう)とは、概ね5、6歳を過ぎても継続的に夜尿(睡眠中に無意識に排尿してしまう行為)が認められる状況を指す。遺尿症とも呼ばれる
睡眠中の尿を十分膀胱に溜めることができるようになる、または尿意でトイレに起きることができるようになれば、夜尿症は改善することになる。
【引用先】Wikipedia 夜尿症
夜尿症は個人差があるとしつつも諸説もあるようで
・5~6才くらい 20%
・小学低学年で 10%
・小学高学年 5%
の症状があるようです。
こうしてみる、やはりうちの子は夜尿症かもしれないと思うようになりました。
このままでは林間学校がヤバイ
今はまだ3年生なのでまだいいのですが、これから先林間学校(5年生)があるため、それまでにはと思うのですがやはり不安です。
(まさか、おしめを持っていかせるわけには行けないし······)
でも、たしか4年生のとき学校でのお泊まりがあったような······。
(追記:私の時はありましたが、息子の時はありませんでした)
最悪おねしょが治らなければ治療ということに?
確実に夜尿症とはいえないですが、どちらにしても、何とかおねしょを卒業してほしいもの。
とはいえ、対策が見当たりません。
もし、夜尿症であったとして
このまま続くのであれば治療も視野に入れなくてはなりません。
治療か様子見か?
うちの嫁さんは『そろそろ治療しなあかんかも······』
と本気で考え始めてきたようです。
しかし、私や親父(子供から見てお爺ちゃん)は
『大丈夫、そのうち治るは』
と、長い目で子供の成長を見守る考えでいました。
結果、もうしばらく様子を見ることに。
好転の兆し?
最近、息子が風邪をひき40℃近い熱を出したので、病院に行き薬をもらいました。
夜、薬を飲みぐっすり眠る息子。
1度寝出すと滅多に起きません。
つまりおしっこは垂れ流しです。
だけど、この夜はちがっていたんです。
いつもなら1度寝出すと起きない息子が、ムクッと起きトイレに行ったんです!
しかも何度もです!
皆さんも経験がありませんか?
熱が出るとトイレが近くなるってやつ。
【実はこれ、体内に溜まった悪い菌を排出するためだと言われているようなんですね】
(みんながそうとは限らないようですが)
そして翌日、滅多に昼寝をしない息子がこの日は昼寝をしました。おしめを着けずに。
『この子きっとおねしょをするだろうな』と嫁さんとなかば諦めていたのですが、なんと昨晩と同じようにムクッと起き、いきなりトイレに行きだしたではないか!
『え、これってもしかしておねしょ卒業?』
怪我の功名かと思いました。
そしていま3日。なんとかおねしょ停止が継続中。
今後どうなるか分かりませんが、もうしばらく様子を見ていこうかと思います。
その後、林間学習までにおしっこは治ったのか?
上記にも書きましたように、夜のおねしょは3年生の終わりくらいの時に卒業することが出来ました。
ほっとしました。色々と心配しましたが、ともあれ息子の本能を信じて良かったです(笑)
ところで、林間学習を行う前、学校からもらったプリントの内容に『気を遣ってほしい(相談?)点があれば記入ください』みたいな項目があったように思えます。もし、まだおねしょが治っていないようでしたら、その旨を記入するといいかもしれません。
あとになってわかったのですが、児童の中にはうちの息子のように夜おねしょをする子や、尿意を感じ目が覚めるが、怖くてトイレに行けない子がいるそうです。
息子いわく、夜中にトイレに行くために起こしてもらっている子が居たそうです。
だとしたら、先生にあらかじめ相談するといいかもしれませんね。
終わりに
風邪のお陰で? おしめを卒業した息子。
風邪が切っ掛けでしたが、実はもう一つ切っ掛けになったある事柄があります。
それは【おしめ】ではなく【パンツ(下着)】で寝ていたからおねしょをしなかったのでは? というのがあります。先ほど書いたお昼寝の時ですね。
いまパンツだから漏らしてはいけない!
そんな心理的な要素がもしかすると働いたのかもしれません。そんなバカなって思うかもしれませんが······。でも、ちょっと気になりますね。
結果的におしめを外すタイミングが良かったのかもしれません。
ですが、はじめの私たちのように子供にプレッシャーを掛けるのではなく、気長にまってあげることも大事なんだと思いました。
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