タクシードライバーになろうと思った時、このように思われたのではないでしょうか?
『タクシードライバーといえば、朝から晩まで一日中働いているのでは······』
実はこれ一昔前のはなしです。
今では、様々な勤務形態があり、ライフスタイルに合わせて仕事を選ぶことができます。
そのおかげで最近では、若いドライバーや女性ドライバーが、少しずつではありますか増えています。
それだけ昔に比べ、働きやすい環境になったといえるでしょう。
とはいえ、タクシーの勤務時間や勤務日数が、実際のところどれくらいなのか?
この辺りが気になるかと思います。
そこで今回は、タクシーの勤務時間や勤務日数について深く知りたい方にとって、今回の記事はきっと参考になるはずだと思います!
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入社祝い金・支度金を出しているタクシー会社の見つけ方!これを知らなかったら○○万円損をするかもしれません
タクシーの勤務時間は長くきつい仕事なのか?
結論から言うと
勤務形態にもよりますが、タクシーの勤務時間は長いです。
平均して1日10時間以上は働きます。
おそらく他業種と比較しても労働時間は長く、人によってはきついと感じる人がいるかもしれません。
これは、タクシー運転手の給料が基本給ではなく、歩合制に起因しているからです。
タクシー運転手の給料と年収をズバッと分析!転職するかどうか迷っているあなたへ
ただし、タクシー業務は他業種と違いゆるい業界でもあるので、運転手はそのあたりにおいて上手く調整しています。
そもそもタクシー業務は、60代以上でも普通に働ける環境ですのであまり苦ではありません。労働時間は長いですが、慣れてくるのでキツイと感じてる人は意外と少ないかもしれません。
不思議に思うかもしれませんが、歩合制だからか、むしろ労働時間が短いと感じる人も中にはいるそうです。
タクシーにはどんな勤務形態がありますか?
まず始めに断っておきます。
会社や地域によって
・勤務名(言い方)
・勤務の有無
・勤務時間
・勤務日数
が異なる場合があります。
時間は、最大(法律で定められた時間)時間です。
ですので、実質勤務時間が下回っても大丈夫です。
というか、ギリギリまでやるのはかなりしんどいです(^_^;)
それでは勤務形態を紹介します。
■日勤勤務(1車制)
タクシー1台を専属で担当します。
日勤勤務は1番稼げる勤務形態です。
比較的、好きな時間・曜日に出勤できますので、一番人気があります。
決まった車を担当しますので、他の車で営業するといったストレスはありません
日勤勤務は会社にとって、あまり効率が良くないので、基本採用をしていない会社が多いように感じますので、注意が必要です。
(※都市部ではまだ日勤勤務が主流かも?)
私のところでは、一部の人間(トップクラスの運転手)が特別扱いをうけていまw
【詳細データー】
■勤務日数:25日前後(人による)
■月の総勤務時間:最大299時間以内
■1日の時間:最大16時間以内
【稼げる度数】★★★★★
■隔日勤務(通称かっきん)
1日出勤して次の日が休みという勤務です。
休みが多いので、気持ち的に楽かもしれませんが
働く時間が長いため、なかなか疲れが抜けないです。
まだ、この勤務を採用している地域は沢山ありますが、都市部以外だと、あまり稼げないように思います
■勤務日数:13日
■月の総勤務時間:266時間以内
■1日の時間:21時間以内
【稼げる度数】★★★☆☆
■昼勤・夜勤勤務
昼勤・夜勤を採用している地域は沢山あります
1台の車で二人使用しますので、時間の制約があります。
例えば
昼勤は朝の5時~昼の4時まで
夜勤は昼の5時~朝の4時まで
会社によって時間帯が決められていますが
中には相手方と話し合って
『○○時までOKだから』
のように多少時間をずらすグループもあります。
様々な理由で昼勤・夜勤をしているドライバーがおられる
昼勤をされる理由として
・そんなに稼がなくてもいい人
・視力が弱く夜勤が出来ない人
・家庭のある女性ドライバー
・体力的に夜勤が難しい人
・お家の事情でという人
など、様々な方が昼勤で働いておられます。
夜勤をされる理由として
・とにかく稼ぎたい、もしくは稼がなくてはいけない人
・家庭の事情で夜勤しか出来ない人
・朝が弱く夜型の人
などがあげられます。
【詳細データー】
■勤務日数:25日
■月の総勤務時間:299時間以内
■1日の時間:16時間以内(相手が休みの場合)
【稼げる度数(昼勤)】★★☆☆☆
【稼げる度数(夜勤)】★★★★☆
2車3人制(通称にしゃさん)
2車3人制は読んで字のごとく
2台のタクシーを3人で回すシステムです。
休みは2日出て1日休みというサイクルです
どういうシステムかというと
①と②のタクシーがあるとしましよう
この車をA、B、Cの3人で乗ります。
例えば
【1日目】
①がA
②がB
Cは休み
【2日目】
①がB
②がC
休みはA
【3日目】
①がC
②がA
休みはB
という具合に順繰り回していきます。
さらにもう1つのパターンがあります。
【1日目】
①がA
②がB
Cは休み
【2日目】
①がC
②がB
Aは休み
【3日目】
①がA
②がC
Bが休み
AとBは固定され、Cだけが移動しています
Cは新人や、売上が低い人に回されることがあります。
ちなみに、Cのことを『あんこ』と業界では呼ばれています。
会社側の利点として
2車3人制は多くの人材を確保できるというメリットがあります。
さらに、欠勤で遊んでいる車が出てしまった場合、公休日のドライバーさんを当てることができますので、会社側としては稼働率を安定させる利点もあります。
ドライバー目線の利点として
休みが10日以上あるということと、日勤勤務ほどではありませんが、そこそこ稼げるというメリットがあります。
【詳細データー】
■勤務日数:20日
■月の総勤務時間:299時間以内
■1日の時間:16時間以内
【稼げる度数】★★★★☆
結局、稼げるおすすめの勤務形態はどれ?
稼げる勤務は下記の通り
日勤>夜勤>2車3人>隔勤=昼勤
という感じでしょう。
夜勤と2車3人の【稼げる度数】は同じですが
どちらが上かと聞かれると夜勤に軍配が上がります。
なぜかというと
夜勤だと金曜日と土曜日の両方が出れますが
2車3人だと、どちらか休みという場合があるからです。
やはり金曜日と土曜日の忙しい日に出勤できるのはポイントが大きいです。
まとめ
必ずこの定義が正しいとは言いませんが、タクシーの勤務形態おおかたこんな感じです。
ただ、中にはすごい人がいて、昼勤でトップクラスという人もいます。
まさに化物です!
裏を返せば、努力次第で昼勤でも稼げるという証明でもありますね。
まあ、かなりの努力が必要ですが······。
これが一番だと思います。
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