【初級編】タクシー観光の基礎を学ぼう!これを実践すれば、あなたも観光案内が出来るはず!!

タクシーネタ

基礎さえ身に付ければ、あなたも観光案内ができます!

京都でタクシードライバーをする以上
避けて通れないのがタクシー観光
シーズンになると、必ず観光客が乗ってきます

そして、お客様から時おり『観光をお願いします』
と、言われることがあります

でも、あなたは観光の案内が出来ないので
あっさりと断ります……

断ったことがありませんか?

前回にも書きました
これかなり勿体ないです!

目の前に上客が居るにも関わらず
簡単に諦めてしまう……

あなたは過去に、このようなことを考えたことはありませんか?

『観光案内ができたらいいのに……』

もし今

  • 稼げるのは分かっているけど、やり方がわからない
  • やってみたい気持ちはあるけど、観光客をのせるのが不安
  • 何から覚えたらいいのかわからない

と、少しでも前向きな気持ちがあるならば
今回の記事は役にたつかもしれません

そして、ぜひ読み進めてみてください!
逆に
『けっ!!なにが観光だっ!
俺は流し、駅待ち専門だ!』
という人は、どうぞこのままお帰りください(*^^*)

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なぜ、観光客を乗せようと思うと不安になるのか?

なぜ、観光客=不安になのるか?

それは、観光に対して無知
もしくは、場馴れしていないからです

書くいう私も、不安を通り越し【怖かった】です(^_^;)
でも、基礎を学び回数を重ねていくことで
不安はなくなりました

最終的にはウェルカム状態でしたが(笑)

ですので、あなたもここでしっかり学び
少しづつ場数を増やしていってください
そうすればいずれ、観光案内が楽しくなり
シーズンの売上が安定していくはずです(*^^*)

何から学ぶべきか?

これを答える前に一つ断っておきます
それは昨日、今日にタクシー運転手になった新人さんは今回はスルーしてください!

なぜならば、土地勘がなければ出来ない仕事だからです
ですのでまずは、1~2ヶ月間はひたすら道を覚えることに専念してください!

では、さっそく学んでいきましょう!

なぜ観光客は京都へやって来るのか?心理を読み解く

なぜ、観光客は京都へやって来るのでしょうか?


そんなことを1度でも考えたことはありませんか?
↑これもっとも大事なことですよ

逆の立場になって考えてみましょう!

いま、あなたは旅行に行きたいと思っています
どこを想像しましたか?
なぜその場所を選んだのですか?
そこで何をしたいのですか?
よーく考えてください

はい。それが答えなのですね

つまり観光客が、なぜ京都に来たいのかと言うと

  • 京都にある清水寺を見てみたいから
  • 【そうだ京都へ行こう】のCMを見て、1度見てみたかったから
  • 京都の紅葉(桜)が見たいから
  • 京都を舞台にしたアニメやドラマや映画を見たから
  • 川床を経験したいから
  • 新撰組が好きだから1度来たかった
  • お茶の体験や、おたべを作るなどの経験をしたいから
  • 歴史深さを肌で感じたいから
  • ご利益を授かりたいから
  • 京都で料理を食べたいから
  • 【なぜタクシーなのか?】

  • 足腰の悪い両親のため、タクシーで京都を巡りたいから
  • 時間を少しでも節約したいから
  • 案内をしてくれるから
  • プロに任せた方が、効率よくまわれるから
  • 土地勘がないから
  • バスや電車に乗りたくないから
  • 暑いから(寒い)から
  • 楽しく巡りたいから(特におばちゃん連中(笑))

このように京都へ行く理由(目的)は人様々です

京都は
【きらびやかな世界】
【歴史の街】
といった感じで、一種の憧れみたいな感覚がそこにあるのです

かっこよく言えば聖地?
みたいなものでしょうか

このように夢を抱き
観光客は京都へやって来ます
あなたにもありますよね?

地元にはあまり興味がないけど、○○へ行ってみたいという憧れや欲求

ですので、これからは観光客に対して
↓このような心でお客様に接していかなくてはなりません
夢を壊さない、幻滅させないように京都案内をする(心掛ける)!
少し堅苦しいですが
緊張することはありません(*^^*)

あなたがすることは
お客様が思い出を一つでも多く持って帰られるように、お手伝いして差し上げたい!
という気持ち(心)こそが1番大事だと私は思います!

ですので完璧に京都案内しろとは言いません
むしろ、失敗もしていいと思うんです
要は気持ちが伝わったかどうか?
ということがとても大事なことなんですね(*^^*)

究極は
『また、京都へ行きたい!』
と、お客様に思わせる事が出来たなら
大成功なんです

最終的には、ここを目指していきましょう!
大丈夫!きっと、あなたなら達成することが出来ます(*^^*)

①観光の知識をインプットする


欲求がわきだすと(上記)
観光客が次に移す行動といえば
下調べ】ですよね?

  • ホテル・旅館を調べたり
  • どこに名所や体験場所があるのか
  • おいしいお店

などを、まず調べると思います

つまり本やネットで【知識】を蓄えてから
京都にやって来ることが予想できます

ということは
あなたも同じように本やネットを読み漁ることで
お客様と同等な知識をインプットすることが出来ると言うことになります

ただ、ネットは膨大かつ範囲が多岐にわたるので、それはおいおい勉強するとして
まずは、本を読むことから始めましょう

本とはガイドブックのことです
↓こんなやつですね

ほとんどの観光客が読んで(持ってきている)いますので、あなたも穴が空くほど
出来るだけ多く読むようにしてください!

といいたいところですが
全部覚えるのは大変だと思います
ですので、まずは有名な名所から覚えるようにしましょう!

有名な場所は
永年走っていたら、だいたいわかりますよね?

  • 清水寺を
  • 金閣寺
  • 銀閣寺
  • 天龍寺
  • 龍安寺
  • 三十三間堂
  • 大原三千院
  • 北野天満宮
  • 二条城
  • 仁和寺
  • 京都水族館
  • 京都鉄道博物館
  • 錦市場
  • 東映太秦映画村
  • 京都市動物園

などなど他にも沢山ありますが
だいたい思いつくかと思います

もちろん、場所を知っていることは大前提ですよ(^_^;)

多くの観光客は
京都が初めてという方が意外に多いです
(※体感的に)

ですので、おおかた有名な神社やお寺を指定してきますので
あなたもその辺りを中心に勉強するようにしてください

歴史やゆかりの人物などが話せたら満点ですが
それだと覚えるのに時間が掛かってしまいます
(※歴史などは、おいおい勉強するようにしてください)
ので、まずは重要な事から先に覚えていきます
その重要な事とは……

②駐車場のある場所を覚える


駐車場は現地へ行けばだいたい分かります

ですが中には
入口が分からず、ぐるぐる回ったとし
赤っ恥をかいたという人もいます

こんな初歩的な失敗をしてしまうと
観光客は必ず不安になります
『この運転手大丈夫かしら…?』
というふうに…

そうならないためにも
あらかじめ現地へいって下見をしてください!
↑超重要

③敷地内も、くまなく散策する


車をとめたあと
お次は、敷地内を案内します

いま『え?』
と思いましたか?

当然、ドライバーもついていって案内しますよ!
高い貸切り料金には
ガイド代(案内)も含まれているんですよ?
じゃないと、普段のタクシー業務と変わらないですからね(^_^;)

え!?案内が出来ない?
はい。
出来ないと思います

何故なら、あなたはその場所のことを知らないからです
ですので
上記と同じように必ず【下見】をしてください!

下見をするとしないとでは
0と100の差がありますよ?

入口から出口までの歩き方をはもちろんですが、さらに重要なポイントがあります!

それは、案内していくなかで
カメラ映えのするスポット(場所)や、絶対見ておきたい見所
豆知識などを紹介してあげると、かなりお客様からの評価が上がります!

つまりガイドブックに載っていないような事をを教えてあげる!
これこそが観光で成功する為の秘訣なんですね(*^^*)

もし分からないようなら
先輩に教えてもらうのも手ですね
追々、歴史背景なども挟ませて案内できるようになれば、かなりGOODです(*^^*)
(※もうそこまでいくと上級者ですね)

ところで下見、下見っていうけど
そんなに下見をしたら拝観料がかさむじゃねーか!
って言われそうですね

でも安心してください!
タクシードライバーには特権があるんです

実は制服を着て
『観光の勉強のため拝観させていただいてもよろしいでしょうか?』
と受付の人に言うと、だいたい無料で拝観させてもらえるため多いに活用しましょう!
(※中にはダメなところもあります(^_^;))

もちろん、お客様を案内するときも
ドライバーのみ拝観料が要りませんので
覚えておきましょう(*^^*)

百聞は一見にしがず!

1度下見さえすれば、次からはどうやって案内すればいいのか、だいたいイメージがつくはずです

さらに、何も知らずに案内するよりも
知って案内する方が、圧倒的に不安が少なくて済みます!

ですので、観光の仕事がやりたければ
下見
はかなり重要だということは覚えておいてください(*^^*)

④あとは繰り返すことが大事です

一連の流れは上記の通りです

あとは何回も何回も繰り返すことで、確実に自信がついてきます
そして不安もなくなっていきます

あとは実践で場数を増やしていくことで
はやく上達していきます(*^^*)

まとめ

  • 観光客はどんな気持ちで京都へやって来るのか?
    そして『また、京都へ行きたい!』と思わせる観光とは?
    これを常に探究してしていかなくてはなりません!
  • 観光客が読んでいる(だろう)ガイドブックを何度も読んでおく!
    観光の知識が白紙状態だと思いますので
    最低限(基礎的)の知識をインプットをしておかなくてはいけません
    そのためにはガイドブックは常に読んで(予習)おきましょう!
  • 駐車場のある場所と入口を調べておこう!
    知らないでは赤っ恥をかくだけですよ!
  • 有名な名所はあらかじめ下見しておきましょう
    ここが1番の肝になりますので、しっかりと調べておきましょう!
    というか、ぶっつけ本番は心臓に悪いですしね(笑)

あとは実践のみです!

もし更なる高みを目指したい方は
会社内にある観光クラブ(サークル)に入るといいでしょう!

数段にレベルが上がりますし、情報交換も出来ますのでおすすめです

私が以前働いていた会社にはありました
他の会社の人も参加していましたよ(*^^*)

最後に

最後まで読んでみていかがでしたか?

ためになった人
全くためにならなかった人
と、色々感想はあるかもしれません
ですが、これらは紛れまなく私が経験し実践してきたノウハウです

これを読んでくださった皆さんが
観光シーズンにおいて
売上が少しでもあがってくれることを願っています!

今回は初級編ですが
また、機会があれば(評判があれば)中級編も書いてみたいと思います!

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