近々、タクシー会社で面接がある。
物凄く面倒くさいけど、しかしこればかりは避けて通れない。
あらかじめ、面接で何を聞かれるのか頭の中で想像する。まあ、本命として『なぜ、タクシー運転手になろうと思ったのか?』や『なぜ、うちの会社を選んだのか?』は鉄板だろうな。
面接でそう聞かれるのは間違いないだろうけど、しかしなんて答えよう······。
と、この様に実際どのように答えるか、苦悶される方がおられるかと思います。
タクシーの面接で落とされることは稀ですが、それでもやはり落とされる方が中にはいます。
面接で落とされる理由は様々ありますが、たまにお門違いな回答をする人がいてます。『なぜそう答えた?』みたいな。
そこで今回は、そうならないための回避方法と、タクシー面接に合格するためのちょっとしたコツのようなものを書いてみたいと思います。
この記事を読めば、きっと面接に合格する確率がグンッと上がるかと思います。
タクシー面接で落とされないための心構えと、合格するための秘訣
タクシー面接で合格するための心構えと秘訣を何点かに分けて書いてみました。
一つ一つ意識して読み、そしてイメージしてください。そうすれば面接に合格する確率はぐっと上がるかと思います。
それでは一つずつ紹介していきます。
面接で失敗する、嘘っぽい受け答え
「私、前からタクシー運転手になりたくて······」
その志望動機
【ちょっと嘘っぽく聞こえます】
あ、もちろん純粋に
「タクシー運転手になりたくて······」
という人は必ずおられると思いま。
幼いときから、運転手という職業に憧れ、中でもタクシー運転手に憧れをもっていた。この年まで、運転手とは違う仕事をしてきたけど、やはり心の片隅でくすぶる気持ちは消えることがなかった。······というような人。
そういう人が面接に来ると本気度(意気込み)が伝わりますよね。だけど、そういう人ってかなり少数だと思います。
だから、タクシー業界で働くほとんどの運転手は何となくの転職組で、さらに、50才代後半がおよそを占めることを考えると
「タクシー運転手になりたくて······」
という発想(志望動機)は普通に無理すじなのです。
みんながみんな、「タクシー運転手になりたくて······」はおかしいだろって話。じぁ、なぜはじめっからタクシー運転手にならなかったんだ? となるので。
そうじゃなくて、これだとどうだろう?
「昔からタクシー業界に興味があり、
また、車の運転が好きなので転職に到りました」
これならある程度スジが通ります。
つまり
タクシー運転手になりたくてよりもタクシー運転手に興味があっての方が、面接する側としては、「ほう、なるほど」となるわけです。
もちろん両方とも嘘くささは有るものの、まだ後者のほうがしっくりきますし、無難な志望動機かと思います。
面接時、会社が聞きてくる本命の質問はこれ。これが答えられないと落とされます
上記の質問だとタクシー運転手になりたいという動機でしかないわけです。だから、この質問はあまりされないとは思います。あまり、意味のない質問ですからね。
じぁ、会社は何が聞きたいのか?
会社側が一番聞きたいもの、それは
○○会社(自社)に入りたい本当の志望動機。
これです。会社はここが聞きたいんてすね。そして、ここが重要なポイントなんです。
あなたはこの質問に対しての用意は出来ていますか?
『んー、なんとなくですかね?』
↑こんなんじゃヤバいですよ!?
面接時にとっさに考えるようではあまりにも危険すぎます。あなたは社会人なのですから、もう少し突っ込んだ所まで意識しなくてはなりません。
この質問は必ず言われますので、必ず用意しておくこと。つまり言われる心構えでいろと言うことですね。
○○会社を選んだ志望動機についての色んな回答
上記に書いたとおり、『なぜ自社を選んだのか?』の質問に対して『何となく』という回答は面接に落とされる可能性が大ですので絶対に避けるようにしてください。
せめて
・以前に乗せていただいた○○タクシーの乗務員さんの印象が良かったので、もし自分が運転手になるならこちらだと決めておりました。
・もし自分がタクシー運転手になるなら○○会社一本だとはじめから考えておりました。他社は受けていません。 ・○○タクシーで知り合いが勤めておりまして、その知り合いの紹介もって、とても安心だと思いこちらを選びました。 ・○○タクシーの知名度(有名で)が高く、ここなら安心して働けることと、家族の応援もあって、御社を選ばせていただきました。 ・家からも近いことから、そのぶん多くの時間が働けると思い選ばせて頂きました。 |
とこの様に、なぜその会社を選んだのか? その理由(もしくはきっかけ)を必ず述べなくてはなりません。
何度も言うように決して
『何となく······』
とだけは言わないようにしてください。
と、この様に書くと窮屈に感じるかもしれませんね(笑)
安心してください!
タクシー業界への就職は意外に間口が広く、相当、変な事を言わない限り結構合格します。
とはいえ、万が一ということもあります。
大手のタクシー会社に限らず中小のタクシー会社でも、しっかり志望動機を求められるので、決して油断せずに、志望動機を考え面接に挑むようにしてください。
タクシー面接に落とされる理由あれこれ
面接に落とされる理由は色々とあります。その理由を一覧に書いてみました。中には「そんなやつおらんやろ?」という物もありますが、実際にあった(聞いた)事例ですので、気を付けるようにしてください。
・汚ならしい格好だった
・臭かった(不衛生) ・履歴書を持っていかなかった ・質問に対し意味の分からない回答をする ・志望動機で、「様々な国家資格を所持しており有用に活用したいと思った」→面接におちた ・相談も無しに「○曜日にしか出ません」や「○時から○時までしか働きません」とわがままな事ばかりいう ・面接官が自分より若いからって、偉そうにしたりため口で話したりする ・腕を組んだり足を組んだりして面接に挑む |
これらは一部ですが、この様な理由から面接に落ちた人がいます。その他、健康上の理由や事故歴に多さなどの理由から、面接に落ちてしまったというのもありますが、それらは異例ですので省きます。
終わりに
タクシー業界は、就職活動をする人達の、最終受け皿と揶揄されるほど簡単に就職できる職種だといわれております。
すなわち、普通に面接を受けさえすれば合格してしまうほど難易度は低いです。
しかし、中には面接に落ちてしまう人もいます。
やもえない事情や例外として落とされてしまうのは、残念ながら仕方のない事ですが、しかし上記の【タクシーの面接に落とされる理由あれこれ】で落とされると相当不本意だと思います。
ですが、落とされた以上、やはりそこには必ず面接に落とされる理由があるのです。
上記のような間違いを起こしていませんか?
難易度の低い職業だからって甘くみてませんか?
一度面接を受ける前に自分をかえりみ、そして志望動機をしっかりと考えたのち面接を受けるようにしてください。
きっとその先にはゴールがまっています!
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